登山用語『ま』

登山用語『ま』

登山用語辞典 ｜ あ｜ か｜ さ｜ た｜ な｜ は｜ ま｜ や｜ ら｜ わ｜

ま行

マッターホルン
鋭く切り立ったヨーロッパアルプス山脈の名峰。この山にちなんで鋭い山を「○○のマッターホルン」と呼ぶことがある。特に北アルプスの槍ヶ岳は「日本のマッターホルン」とも呼ばれる。

マット
寝る時などに使用する敷物。エアーマット、ウレタンマットなどがある。

巻き道（まきみち）
通行困難な岩場などを避けるために付けられた迂回路。また山頂部などを通らずに山腹を巻いて反対側に向かう道なも巻き道と呼ぶ。

万年雪
夏になっても溶けずに残っている雪。年中溶けない雪。

★水場（みずば）
山中で飲料水を補給できる場所で小沢や湧水、雪解け水など。時期によって涸れてしまうこともあるので、出発前に現地の山小屋等に状況を確認しておきたい。

メリノウール
スペイン原産のメリノ種からとった羊毛のこと。繊維が細く、肌触りも良い。保温性に優れている。

メンブレイン
柔らかくて薄いもの。レインウェアの素材など。

★木道（もくどう）
湿原の植生保護やぬかるみの多い場所などに設けられた木の歩道。濡れていると非常に滑りやすいので注意が必要。

もやい結び
ザイルの結び方のひとつ。ブーリン、ボーラインとも言う。

モルゲンロート
登山用語で朝日が山肌や雲に当たり赤く染まること、または朝焼けのこと。夕焼けの場合はアーベントロートと言う。

モレーン
氷河によって削られ、運搬された岩屑の堆積をモレーンという。現在氷河のない日本でもカール内などにその痕跡が見られる。



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